2011/07/30

中国鉄道事故その後に関連することとか

『プログラムに重大な欠陥』だそうです。

ATP(自動列車保安装置)のプログラムに欠陥があったということを伝えてますが。
ATPってのは、日本の運行システムでいうATS(列車自動停止装置)やATC(自動列車制御装置)
のことで。
簡単に言うと線路を信号で区切って、その区間に1編成しか列車が入れないように信号を制御する
運行管理システムのことです。
もしも運転手が信号を無視して別の区間に侵入しようとすると自動停止装置が働いて
停止するように設計されています。同じように速度も自動で制限されています。

信号による区間閉塞+自動停止ってのは鉄道の基本中の基本だったりします。

ま、どうでもいいんだけど。
結論出るの速くね?(笑
あんだけ運転席念入りに潰して埋めちゃったくせに、どうやって調べたの。
つうか、そのシステムに欠陥がありましたぁ~てへ♪って言いながらまだ運行してんの。なんで??
「事故後数日を待たず鉄道網は復旧(キリッ」とか言ってる場合違うw

しかしまぁいろんなことがぽろぽろと出てきますね。
中国の話だから出てくるだけマシってことなのかも知れないけど。
というかリークされる情報の中身よりも、なぜこの情報をリークするのか、という
動機のほうが重要な示唆を含んでる、という中国独特のニュースの読み方が(笑)

で、この事故調査委員会、やっぱりというか当然というか、汚職捜査を行う部署も参加してる
ようで(笑)中国クオリティ全開w
 事情通によると、中国鉄道省ていうとこは江沢民派(軍閥派)のスクツで、今回の事故を
胡錦濤さんは江沢民さんが死んだ後の軍への影響力を強めるために 、強硬派を排除する
よいチャンスだと捉えているというフシもあるみたいです。
なので汚職の有無よりも誰を「汚職の事実があった」として収容所送りにするか、ってとこが
今後の政局に重要だったりします。
当然、その実力者のファミリー企業も同じく人身御供にされますので、今各社責任逃れに必死(笑

そういえばこの事故での死者数がいまだ判然としてませんね。
中国で重大な事故が起こると、なぜか死者が必ず「35人」になるんですが。
別に偶然でも中国4000年の秘儀でもなくて、死者が35人を越えると、その地区の党の責任者が
更迭させられちゃうんですね(笑)だから35人になるのです。

そんな話ひとつとっても中国ってところは常識が通用しない国だなってことがわかります。

しかし…なんていうか。
自力では鉄道ごときですら運行システムとも言えないレベルのお粗末なモンしか作れない国が
原発やら、核兵器やら、今度は空母まで運用しようっていうんだから恐れ入る。

ちなみに…この欠陥システムを納入した会社は北京の「和利時集団」ってとこで
恐ろしいことに 浙江省の原発にも同社の安全システムが納品されてるみたいです。


そっちのほうが怖えぇよw

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