忘年会が続いて弱っている胃腸関係に直撃の嫌な話題を(笑
『青森県佐井村で奇祭「おこもり」』
「めしーっ」「しるっ」。一年の無事に感謝し新年の豊漁などを祈る、佐井村牛滝地区の奇習「おこもり」が15日夜、同地区の神明宮で開かれた。地区住民 ら約40人がご飯などを限界まで食べ、にぎやかに過ごした。おこもりは毎年1月と12月の15日に開催。起源が分かる文献は地域に残っていないが、住民たちは江戸時代から続く行事だと伝え聞いている。
めしーッ!!しるッ!る…る…るぱんさんせいッ!!ってしりとりかよw
どうみてもおかしなノリになった体育会系学生の合宿の大食い儀式みたいに見えるのですが。
こういうお祭りって日本各地にあるんですねぇ。
こちらは島根県吉賀町の奇祭「萬歳楽」
おかわりのご飯を盛るために椀の争奪戦(笑
えーい!おかわりなどまどろっこしいわ!山盛りご飯だ!女将!山盛りご飯を持てぃ!というのが
石川県の輪島「もっそう祭り」 山盛り、というか筒盛りご飯をハグハグ食べるお祭り。
いや、おかしいから。この盛り方おかしいからw
しかしこれはまだ序の口、こちら岡山県の井原市「大飯祭り」では…
すでにお椀でも丼でもない件(笑
「佳境に入ると、「ヨイヤナー」と伊勢節に乗って鉢巻き姿の給仕役4人が登場。炊きたての新米2斗(約30キロ)が入ったおけを担ぎ、「繁盛、繁盛」の掛け声に合わせ、大しゃもじで18人の膳にご飯を盛りつけていった。」
えー、ちなみに新米2斗は炊くとおよそ66キロのご飯w
18人だとひとり分一升ちょいですから 3,5キロのご飯で、だいたい6000キロカロリー弱(笑
「竹井さんはひときわ大きく盛られ、周りにはやし立てられながら口いっぱいにかき込んでいた。大役を果たした竹井さんは「みんな健康に過ごせるでしょう」と笑顔を見せた。」
おまえが糖尿病になるわ!(笑
こういう大食い系のお祭り、というか風習。岩手の「わんこそば」なんかは有名ですね。
大食いを強要するお祭りの元にあるのは貧しさと優しさ。
普段はお腹いっぱい食べられないからこそこうやって神事に仕立てて、この日ばかりはと食う。
お互いに貧しいことはわかっているからこそ強要する。そしてそれを笑い合う。
貧しいから助け合って生きてきた、むしろ助け合わなければ生きていけないことを理解していた。
だから日本各地にこういうお祭りが残っているのです。
まんが日本昔ばなしに「三合めし四合だご」というのがあります。
「生活が苦しい」「先行きが不安」そうはいっても今の日本で3度のご飯に事欠く暮らしの人は
いないわけではないだろうけれどそれほど多くはないでしょう。
ありがたい事だ、と言いつつも今年あと何回忘年会に顔出さなきゃいかんのかなぁ…と
もたれ気味の胃腸をさすりつつ呟くバチ当たりなわたくし(笑
胃薬飲んで寝よう(笑
アハハ、お椀の取り合いが楽しそう!
返信削除それに、なに、この筒形に盛られたご飯は(爆)
そんでもっておかずはこれだけ? 何なんだろう、これ、魚の煮干し?(笑)
あ、まんが日本昔話だ。この話は初めて観ます。
とても切ない話だけど、貧しさの中で思いやって暮らしている村人達の思いが心に響きます。
まんが日本昔話、いつ観ても、いいなあ。
度重なる忘年会、食べ過ぎ、そして飲み過ぎにも注意してね(笑)
Ciao nobさん
返信削除久々に大好きな「日本昔話」見せてもらいました
昔も今も変わってないねえと思いながら...
取った米はみんな年貢で侍に持ってかれる..
貧しかった時の名残ってのはわかるけど
私は腹一杯が嫌いです
もうちょっと欲しいなあくらいの量を大事に食べたい
>こうやって神事に仕立てて
イタリアにもありますよ、イタリアの南の地方で
蜘蛛に刺されると、その毒でやみくもに踊ってしまうと言ってね、
村人たちの享楽を禁止してた、教会の手前
彼らは蜘蛛に刺されたと言って踊りまくるんですよ
ははは 可愛いけど悲しい
捕鯨を保護することが、被災地復興につながると言いわけ、いいのがれする政府のちゃちさとは比べ物にならないくらい、悲しいですよね
nobさん、食べすぎ飲み過ぎには注意です
と、言っても無駄だろうが、ありきたりのセリフで締めときます 苦笑
”は~い、どんどん。は~い、ちゃっちゃど。は~い、まだまだ ”の掛け声をかけられながらわんこ蕎麦を食べるのが小さい頃の夢だったのですが、実は未だに食べたことない私です。
返信削除思えば三陸のお茶っこ飲みでもこれでもか!と茶菓子を出され、むりやり手のひらにお漬物のせられて、「これももってげー」と無理やりポッケに何か入れられて・・・。とにかくもてなしが無骨なのですが・・・スペインに来て同じような暴力的なもてなしを受けてなんか・・こうぐっと来てしまった訳なのです。
mira姉さま、オカズは大根とニンジンの胡麻酢あえ、ゴボウの南蛮味噌和え、豆腐汁、だそうです。
返信削除一応神事ゆえの精進なのでしょうけど、当時のとびきりのご馳走を再現してるのかもしれませんね。
もっそうというのは東北で言う曲げわっぱ。木で作った輪型の容器のことでバーガーキングのメガワッパーとは微妙に違います。
しかし同じメガ盛りながら昨今の飲食店に見る「盛りゃいいんだろ、盛りゃ」みたいな粗野な汚らしくさえある盛り方とは違って常軌を逸しつつも典雅な趣さえありますね。お見事です。
まんが日本昔ばなしはアニメ界の至宝のひとつです。
今年の4月からDVDボックスが発売されたのですが、15万5千枚の初回プレスは4日で完売(笑
1万売ればまずまずというアニメDVDではエヴァやけいおん!並みの社会現象かもしれませんねw
junkoさん。
返信削除百姓が貧しかった、というのはいろいろ地域差があるんですけどね。
寒冷地や山間地、流通から遠かった土地、米の取れ難かった土地でこういう風習が残ってるのです。
今も昔も格差というのはあるんですね(笑
ワタシもね、食べ放題とかメガ盛りとか大好きだろと思われがちなんですが、実はその通りです。
でも放題やメガ盛りの持つアホさ加減が好きなだけで大食するわけじゃないんですよ、ほんとですよ。ってなんで言い訳してんのか俺。
正直、食えなくなりました。めっきりと。
気持ちは食べたくてもいざ目の前に料理が並ぶとぐっと胸が詰まって萎えます。まぁ料理に限らなかったりもするのが悲しいところですが(笑
イタリアのそれってタランテラってやつですよね。
日本のええじゃないかみたいな話だなぁと思った記憶があります。
まりまんどなさん、まんずまんずおばんでがすぅ。
返信削除わんこ処女なんですかそうですか。
ぜひいっぺんやってみるといいです。
絣の着物に姉コかぶり、割烹着姿の優しげな姐さんたちがしまいには鬼に見えてきます(笑
でもなぜか今はわんこより盛岡冷麺の店が盛況なのはどうにも納得できないものがありますよワタシは。
あんなキムチ臭いゴムみたいなもん何がうまいんだか。
田舎の荒っぽいというかある意味雑な可愛がられ方、ワタシもよーく覚えがあります(笑
あとやはりご飯のときにいろんなモノの「盛り」が尋常じゃないのも漁師町に特有のものなのか、それとも東北北海道の文化圏に共通のものなのか。
おかげさまでいまでもスーパーで売ってるシャケの切り身など薄すぎてアホらしくて手に取る気にもなれません(笑
忘年会かぁ、懐かしいです。
返信削除一応こっちでも1年の〆は有るけど、仕事終了して会社内で、色々おつまみやらケーキやら、サンドイッチ、寿司なんぞとワインシャンパンでご苦労さん!くらいですね。クリスマス休暇で1週間位休む人もいますが、大抵24日25日で終わって31日迄仕事。2日から通常勤務なので、全然亡年できない。
この最初のお椀争奪祭り、やっぱりこれは日本だからこそできる争奪かと。
部屋ばきに履き替える仏人も増えてきましたが、まだまだ犬のウ〇チ踏んだ可能性もある靴をはいたまま他人の家に入ってくる仏人と、さあご一緒にと言われたら、絶対拒否ですね。
あの人達は買ったフランスパンをトイレに持ちこみ、そのままむき出しのパンを平気でトイレの壁に立て掛ける人種ですから..。
kanafrさん、どうもコメレス遅くてすみません。
返信削除いやぁやっぱ忙しいですね12月は。なんでしょうねぇ、ただの区切りなのにどうして「なんとしても今年中に」とか頑張っちゃう人多いんでしょうか、不思議です。
おつまみ、すし、サンドイッチ、ケーキとか。それただの女子会じゃないんですか?(笑
でも日本の忘年会ってのもどうかと思います。
まぁ下請けさんの忘年会に顔出ししてこいと…嫌々行ってるので余計感じるのかもしれませんが、忘年会に限らずなんで普段から顔付き合わせてる会社の連中と酒飲もうと思うかね??面白いかね?
そうそう靴ね。
お客の外人さんの5人にひとりは玄関で靴脱がないで上がろうとしてましたね、そういえば(笑
日本人のケガレを嫌うある種の潔癖さ、小さいころ「お金に触ったら手を洗え」と言われませんでした?
誰が触ったかわからないものだから、とかなんとかw
日本にスキンシップの文化がないのも当たり前か、とか思ってみたり、じゃあ寿司やおにぎりがあるのはナゼなんだぜ?(笑