2011/09/25

ちょっと羊蹄丸にお別れ言ってきた

ところがここでなんと痛恨の携帯バッテリー切れ!!!(゚∀゚)

ヴァカ!俺のヴァカ!

ということで。画像はすべてイメージ画像でお伝えします(笑

『羊蹄丸見納め 空前のにぎわい 船の科学館』

「船の科学館」(東京都品川区)で公開されている青函連絡船・羊蹄(ようてい)丸(8311トン)に
見学者が押し寄せ、かつてないにぎわいをみせている。
今月末までの公開となり、先週末の3連休で1万6千人が訪れた。
昨年9月の1カ月分1万4千人を3日間で超える勢いに職員も驚いている。

どうも青函連絡船というのは「最後の」という枕詞によほど縁があるらしい(笑
昭和63年のダイヤ改正で廃止が決まってからというもの、連日アホのように観光客が
青函の桟橋に訪れて大賑わいなんてもんじゃなくワタシら一般職員までマスコミに
つかまっていろいろ聞かれたり、鉄道オタに「何でもいいから売ってください」とか言われたり(爆

ゆりかもめ日の出駅アナウンスゆりしー(イメージ画像です)
ということで、ゆりかもめに乗った時点で
けっこう混雑。家族連れ多し。

ゆりかもめといえば、各駅のアナウンスを
有名声優さんが担当したことで一時は
油っぽい人たちが多数押し寄せたことでも
有名。

まぁそうじゃなくても年に2回はオタが
攻撃色を出した王蟲の群れのように
押し寄せるんだけどね。

次は大晦日か…胸が熱くなるな。


船の科学館は建物も船の形してます(画像はイメージです)

とか言ってる間に着きました。船の科学館。
これが今月末で閉館とかもったいない。

展示物とか収蔵物はどうするんだろうか?
日本にはそういう記念館、博物館がもっと
あってもいいと思うんだよね。

アメリカのスミソニアン航空宇宙博物館とか
フランスのソミュール博物館とかさ。
イタリア軍事航空機博物館とかそういうの。

展示中の羊蹄丸(だからイメージ画像ですってば)

羊蹄丸は船の科学館の屋外エリアにあり
(当たり前だけどなw)外からでもよく見える。
初代南極観測船「宗谷」がオレンジの
南極観測船オリジナルカラーで展示。

展示プールの脇にはよくしらないけど深海
探査艇のようなものとか灯台のミニチュア
なんかもありました。

灯台ファンというカテゴリーがあるのかどうか
知らないけど、ファンにはたまらんのだろな。
まぁダム好きとか鉱業プラント好きもいるらしいから灯台ファンもいるんだろ、きっと。

羊蹄丸機関室の様子(あくまでもイメージです)

閉店セールならぬ閉館特別展示ということで
普段公開しない船底の機関室までガイドして
くれるという話でしたが。

1日先着10名というどっかの有名スイーツ以上の競争率で、もちろん品切れ状態でしたw

まぁ、改めて誰に説明してもらうとこでも
ないわけなんだが(笑
なんならオレが説明してやってもいいぐらいで。

でもちょっと入ってみたかったなぁ。

他にも面白い展示はあったんだけど、最後の日曜日ってことで混んでてじっくり見れなかった。
でも、くどいようだけどこれを無くするってのはどうなんだ。
羊蹄丸はまぁいいとして日本の船事史、海洋史上で貴重な資料がたくさんあるんだけど
これを死蔵しちゃっていいのかね?ってホント思うんですよ。どうなの?日本財団笹川会長。

羊蹄丸は無償譲渡されることが決まってて、9/1日現在で51件の問い合わせ、うち仮申し込みを
した企業、法人が35件。その中から譲渡先を10月末までに決定するそうです。

スクリューは取り外されてまして自力航行は不可能ながら曳航なら移動可能。
たぶんエンジンは動かないし、動かすとしたら莫大な費用がかかるので船としてはムリ。
何に使われるのかなぁ?っていうか、何かに使えるんだろうか(笑

まぁたぶんこれで見納めなんだろうね。
船では僚船や乗組員に別れを告げるとき「帽振れ」という礼式があります。
帽子を取って頭上で時計回りに3回、肘を曲げずにゆっくり、かつ滑らかに回しますw
ということで。

「羊蹄丸に向ってー!総員見送りー!帽振れー!」
あばよーッ!(柳沢慎吾風にw)

2 件のコメント:

  1. 羊蹄丸の名前が面白いなあと思っていたんですが、さっき誰かのブログで羊蹄山に登ったというような記事を偶然読んで、何か関係があるのかなと思って調べたら、羊蹄丸の名前は羊蹄山から由来してるんですね。羊蹄山とイルカがシンボルだとか。nobさんの思い出が染み込んでいる羊蹄丸にいつまでもどこかで形をとどめておいてほしいですね。

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  2. おばんです。

    青函連絡船の船名、津軽、松前、八甲田、十和田、羊蹄、摩周、大雪。
    おわかりのように北海道と青森の地名と山と湖の名前に由来しています。
    現在、函館港に摩周丸、青森港に八甲田丸が保存されてます。

    海峡の女王も今は既に大半がスクラップにw
    なかには数奇な運命を辿った船もあるようです。
    北朝鮮に売却されたもの、中国に売却されたもの、フィリピンでホテルシップに改装されたもの、台湾で今も元気にフェリーとして働いているもの、いろいろです。

    形をとどめ置くってのはなんか複雑ですけどね。

    後世に記憶を残し続けてほしい、という気もするし。
    逆に船が走るあてもなく岸壁に繋がれ続けるてのも不憫な気もするし。

    ま、なんにせよこれで2度お別れを言ったので3度目はないです(笑

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