2011/09/15

どんぐり不足

道は12日、今秋のヒグマ出没予想について6年ぶりに「大量出没」とし
捕獲数も過去最多の水準になる可能性があると発表した。
ヒグマの主食となるミズナ ラの実(ドングリ)が全道的に不作~凶作となっており
餌の不足から多くのクマが人里に下りてくることが予想されるためで
道民に警戒を呼びかけている。

<北海道新聞9月13日朝刊掲載>

去年は本州のあちこちでツキノワグマがナラの枯れ死によるエサ不足で
人里に降りてきた事例がありましたが。
今年は北海道もか。うーん、こいつはクマったな、なんて。
おまえそれ言いたいためにスレ立てたのと違うのかとw

まぁ民家近くにクマが降りてくるなんてのは北海道じゃよくあることで
いまさらな話なんですが。
基本的に人を襲わない本州のツキノワグマとは違って北海道はヒグマ。
さすがにヒグマはしゃれにならんので麻酔で眠らせて強制的にお帰りいただくか
どうしようもない場合は射殺、ということになります。
ひとつも本来的な解決にはならんことも確かなのですけどね。

「日本熊森協会」という団体があるそうで。
基本的にワタシ自然保護団体というのが嫌いなので…あ、自然保護が嫌いなのではなく
「自然保護団体が嫌い」です、お間違えなく(笑

この方たちが昨年「クマを絶滅から救うための緊急提言」というのをされたそうです 。


1)人道上、生態系保全上、冬ごもり前の食い込み用食料を求めて人里に出てきたクマを殺してはならない

2)クマが人里に出てこなくてもいいように、これまでクマの生息地を壊し続けてきた人間側としては、クマたちに食料を提供しなければならない

まぁ1)に関しては突っ込みどころはスルーするとしてクマを殺すな、というのは、そうだろうねと思う。
別にクマ獲ってどうしようというんじゃないんだから無益な殺生はするべきじゃないですわ。

でもねー2)はいただけませんね。「お腹をすかせたクマさんにご飯を届けましょう」みたいな(笑
なにそのわかりやすさw
さぞや多くの良識ある皆さんの共感を得ることでしょうなぁ(笑

つうかそれどう言いつくろっても餌付けでしょ。
一方で「人の手が入らない状態の自然こそが本来」と言い「人の都合で自然を管理することは
自然保護ではない」と言いながら、クマのエサを山にバラまきましょう、ってのはどうなのさ(笑
まぁその他いろいろ突っ込みどころありすぎ、洗っていくとあちらこちら胡散臭いねぇw
いちいち指摘はしないでおくけども。

だから嫌いなんだ、こういう団体って。
野生動物ネタにして商売やってんのはオマエらだろ!ってこと。

どんぐりの不作なんて何年に一度、何十年に一度は必ずあるんじゃないの?
ヤマブドウだってキノコだってそうでしょ。
その度にヒグマは絶滅してたんかい(笑
しぶとく生き残ってきたから今でも北海道にいるんじゃないの?w

駆除だろうが餌付けだろうが根っ子は同じですよ。
安易に人が手をだすべきじゃない。まぁ出てきたらなんとかお帰りいただく、ってのを
辛抱強くやるしかないんでしょうね。

つーか、ウチもまるっきり他人事ってわけじゃないんだよなぁ…
頼むから出てこないでね、くまさん。
クマさんぱんつって都市伝説だよねw

9 件のコメント:

  1. あら、和むわあ、このクマさんの動画。

    数年前 星野道夫さんの友人によって書かれた「 星野道夫 永遠のまなざし」という本を読んだことがありました。あれだけクマのことをよく理解し深い愛情を持っていた写真家星野道夫さんがカムチャツカ半島のクリル湖畔で 何故よりにもよってクマに襲われてしまうことになったのか、 星野道夫さんのことをよく知っていた友人達は理解できず、真相を突き止めようと10年もかけて状況を丹念に調べ上げ明らかになった事が書かれた本です。

    普通野生のクマは人に近づくようなことはしませんが、クマの観察小屋周辺で地元テレビ局の関係者がクマを定期的に餌付けしていた事実を突き止めたんですね。星野道夫の命を奪ったのは、餌付けによって人慣れし人間との距離感を失ったヒグマだったのです。

    知床に行った時、観光客が一度お弁当をあげてしまったばかりに、クマが人間を見つけると近寄るようになり危険になったので射殺されるしかなかったというような話も別のところで読みました。 野生の領域を人間が干渉してはいけませんね。

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  2. miraさん

    野生動物との共存、なんていうのがすでに自己矛盾だと気がつかない時点で終わってんです。
    唯一の方法は不可侵、願わくは相互不可侵でありたいわけですがなんせ相手はケダモノなもので話が通じません(笑
    ならばこちらかの接触を一切断つのが最上の方法ですよ。

    知床でも大雪山系でも日高山系でも、ゴミ食い熊、ガヴェッジベアの存在が確認されてます。
    本当に熊や野生動物を守りたいのであれば、彼らは声を大にして「熊と関わるな!山に行くな!自然と触れ合うなどもってのほか!」と叫ばなくてはいけない。
    それが何だって?奥山の自然と触れ合うだぁ?ふざけんな。

    っていうか日本の場合、自然遺産に指定された地域がそれを観光の目玉にするって時点でもうね、何ていうかね(笑
    本来なら立ち入り禁止の自然保護区にしなくちゃいけないって話でしょうが。

    星野道夫さんはワタシも好きですが、周囲の人間ははっきり言ってカルト臭くて気持ち悪いです。
    ガイアのなんとかがどうしたとか少数民族のなんちゃらがどうなったとか連帯がどうしたとかウルセーばかやろう。しゃしゃり出てくんな気持ち悪い。

    星野さんは極地の自然を心から愛した変な人です。愛すべき変人のカメラマンです。それでいいじゃないですか、なぜそのままにしておかないんだろう?

    いろんなもんを食い物にしたがる連中が多くて困ったもんです。

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  3. 追加。

    この動画はNHKのみんなのうたで放送された宇多田ヒカルの「ぼくはくま」って曲です。
    30年前の日本しか知らないっぽいmiraさんにわかりやすく言うと藤圭子の娘さんです(笑

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  4. Ciao nobさん
    私も何とか団体大嫌い
    団体になった途端、何とも言えない臭気を発する
    それは金にからむ欲の匂い

    そう言えばこの団体の長って女性ですよね
    去年の今ごろも、ドングリ捲けとか騒いでたっけ
    かく言う私も、あの時ドングリ捲けと思いましたけどね
    街に降りてきて、射殺されるよりましなんではないかと思ったりしたんで

    しかしながら
    やっぱりさ、人間も動物である限り、ほかの動物とのお互いの領域は侵さないってのが自然の掟なんではないか?と
    つまり―ライオンの群れに入ってった鹿は喰われるっきゃない、ってこと
    それを助けると、ライオンの群れにノコノコ入って行くおバカな鹿のDNAが、引き継がれる
    それは長い動物の未来に大きな害を与えると思うんですよね
    だから、可愛いとか言って餌付けするなんて、最悪の行為だと思います

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  5. 追記
    このクマパン、まさかnobさん、愛用じゃぁ...ないでしょうねえ...怪

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  6. junkoさん

    くまパンよりはあんパンのほうが好きかも。
    でも一番の好物は縞ぱんです。

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  7. junkoさんもういっちょー!

    もしも。
    目の前にハラを減らして死にそうな野生クマがいたとして(笑
    そのクマにエサを与えられる状況がもしももしもあったとして(ねーよw)
    そしたらワタシはエサを与えてしまうかもしれません。
    junkoさんが捨て猫を病院に連れて行くように。

    もしこの人たちが「クマに餌を与えることでクマの生活行動に変化が起きたとしても、別の場所から持ち込むドングリがクマの生息地の生態系を破壊してしまう可能性があったとしても、その結果、将来的にクマの居住地を制約することになったとしても。
    我々は今現在の飢えたクマを放置しておくことはできない」と言ったとしたら。
    愚かなことだとは思いつつも、ワタシは反対はしないだろうと思います。

    所詮、人の野生に対するアプローチなど、なんであれアプローチするという時点でそれは既に人の独善と傲慢でしかありません。
    それを認めてそれでもなお、そこにやりたい何かがある。というところに立って初めてスタートラインと言えるのだと思うのです。

    自分を正しいと思ってるウチは話にならんのです(笑
    100年修行して現世に出直してこいってこったw

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  8. ちょっと待ったー
    万乗パンチュDISってんじゃねーぞコラァ
    パンチュといえば万乗だろJK

    センセのぱんつといえば昔温泉に逝ったとき
    のけぞるようなビキニパンチュはいてたよなww

    パンツの中からバナナ出すんじゃないかと((((;゚Д゚))))ガクブルしてた罠

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  9. 残念、それは私のおいなりさんだ。
    って警視庁特殊刑事課かよw海パン刑事かよw
    ソンナノハイテタッケ?(゚∀゚)

    万乗ぱんつぅ?あー、ネギま!のあれかw
    つか一般人に理解不可能なワード口走るんじゃねぇww

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