縄張りを行く 品川編2

べ、べつに品川が気に入ったわけじゃないんだからねっ！勘違いしないでよねっ！

そ、そう仕事よ、仕事。仕事だから仕方なく行ってるだけなんだからっ！


とツンデレてる理由が我ながらぜんぜんわかりませんけど、品川2回目。

というか、ヒマな仕事なのでブラブラ率が高いだけという（笑

まずは目黒川遊歩道をぶらぶら。

かなりきれいになったと思う目黒川

 目黒川畔遊歩道といえば、東京都内じゃちょっと有名な

春の桜スポットだったりします。

川の両側にずらり並ぶのはすべて桜の木。

こりゃ咲いたら壮観だ。


リバーサイド、なんて言葉ができてオサレな風に

なった川岸には都内各所のご多分に漏れず

デベロッパーさんの奮闘努力の結果、ぼこぼこと

マンションが立ち並んでますが。

ホトケさんもびっくりだなぁｗ

結果としてこういうわけわかんないことにもなってたり（笑

品川界隈って実は小さめなお寺が実に多い場所で。

鈴ヶ森刑場があったからだ、とか。

品川宿は江戸の西の外れにあるために飢饉のたびに

農村から流離した人たちがたどり着いて

そこで行き倒れることが多かったからだ、とか。

理由はいろいろあるようですが。

「投げ込み寺」なんて呼ばれた寺も多いようで

病死した遊女（品川宿は飯盛り女で有名）や

刑死した人、災害で亡くなった人、ようするに

引き取り手のない、無縁のホトケさんが多く

祀られている場所ってことなんですね。

なむなむ。

 そうかと思えば「熊本藩主細川家墓所」なんて

 鬱蒼とした木々の中にやたらでかい石塔が

 ずらりと並んでるような場所もありまして。


もともとは「妙解院」という細川家の菩提寺だった

のが明治の廃仏毀釈で廃寺となって

こっそり入りましたごめんなさい。

現在に至るらしいのですが。


ごく普通の民家の庭先を「ごめんなさいね」

と通り過ぎて入っていくような場所にあるのが

なんだかおかしかった。

中は震災の揺れで倒れてしまった灯篭が

そのまま放置されてて。

ダメじゃん、細川家現当主、細川護熙くん。

話は変わりますが。

仕事先の近くにはお寺はたくさんあるのですが、なぜか食べ物屋さんというのが一切なくて。

お昼にメシにありつくのが一苦労。幸いに、工場の人相手のお弁当屋さんが一軒だけあって。

お昼になるとそこへみーんな殺到するわけです（笑

弁当ダッシュの人たちｗ

工場は12時ジャストに終わりますので、我々は11時40分を

回った瞬間、すべての仕事を放り出してダッシュしますｗ


先んずればすなわち敵を制す。


わたくしこの写真を撮る十数秒の差でカキフライ弁当が

わたくしの前で「カキフライ終わっちゃった～ごめんね」と

あぁ、今日はカキフライだと朝から決めていましたのにぃ。


そういう犠牲を払った写真ですから心して眺めるように（笑


本日のおまけ））

都内お寺シリーズ（笑

朝もやの芝増上寺。

朝早く、クルマのいない内堀通りから日比谷通りを走りまして

第一京浜に抜けるコースで通勤しておりますので

皇居～芝公園というランニングの2大スポットのGoodtimeに

通りすがります。


なんだかもうこれは巡礼か？ピルグリムか？

なんかの宗教儀式なのか？という感じで

黙々と人々が走っておるのですね（笑

ワタシはランニングの趣味はありませんのでわかりませんが


何か面白いの？あれ。


いや、疲れるとか疲れないとかそういうことじゃなくて。

走ってるとなにか楽しい？？ランナーズハイ？

ダイエットとか筋トレとか、実用のためのものなら

まだしも理解できるんだが…わからんのー。