2012/10/27

【ち】 塵も積もれば山となる ~ちりもつもればやまとなる~


【塵も積もれば山となる】(ちりもつもればやまとなる)

塵のように小さなものでも積み上げていけば大きなものになるという意味
「雨垂れ岩を穿つ」「石の上にも三年」


ていうか積もりすぎ(笑
あんたそれでどこへ行こうっていう…

でもまぁ、今年のというか、この冬の雪はすごかったです。こんなに降ったの久しぶり。
ちょうどクリスマスあたりからあれよあれよという間に積もって積もって積もって…
北海道にいる間、毎日毎日、朝昼晩3回雪かき+屋根の雪下ろし、やってました。
まぁ周りが広いので雪を捨てる場所に困らなかったのは幸いでしたけど。
これが街中だったら…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


ひとことに雪と言っても場所によって千差万別でして。
北海道の雪は軽くてさらさらした粉雪、アスピリンスノーです。玉にできないので雪合戦は不可(笑

よく雪が降ると傘をさして歩く、というシーンが映画やテレビでありますけど。
あれがまったく理解できませんでしたね。なんで雪の日に傘差すんだろう??
玄関先でぽんぽんとコートに積もった雪を払えばそれでOKなのが北海道の粉雪。濡れません。
風がある日に雪かきするとスコップで放り投げた雪が風で散ってどっかに行っちゃうw
その代わり、気温が低いので凍りついたら春まで溶けない。だから雪かきするんですよね。

逆に濡れて重たいのが日本海や東北の、山すそに降る雪、俗にぼたん雪という重くて湿った雪。
よく屋根に積もって重さで家がつぶれちゃう、なんてのはこの雪です。粉雪じゃつぶれない(笑

以前、山形の知り合いのところに正月泊まって。雪かきを手伝ったのですが…
敷地の端から雪をのけていって、逆の端までやって、やれやれ終わったと振り返ると。
またやる前と同じぐらい積もっていやがる。エンドレス雪かきです。これはきつい(笑


でも雪ってのはね、見ているぶんにはなんとも風情があっていいものですよね。
しんしん音もなく降って、積もって。あれ、雪が積もってるとやっぱ音が雪に吸われるのか何かで
まわりも静かなんですよね、あんま音がしないのです。ざくざく、きゅっきゅ。自分の足音ぐらいで。


雪はね、できれば山間の静かな温泉かどこかで、ちらちら降るのを眺めつつの雪見酒で。
ちょっと色っぽいお年頃のおねえさんに、どうぞもうひとつ、なんてお酌をしていただいて。
じゃあご返杯を、あらまぁ、頂いてよろしくて?えぇどうぞ、ぢゃ遠慮なく、おっとっと…



なんてしょうもないことを妄想しつつ今年もまた真っ白い中で犬と一緒に汗かいて雪かきだなぁ…

なんかさー納得いかねーなー!

4 件のコメント:

  1. この車、押しつぶされなかったのが不思議。
    かなりの重さでしょう?

    こちら今朝の気温はマイナス3度。雪が降るかもしれない(笑)

    返信削除
  2. マイナス3度!?ドイツ冬早いっすね。
    でも雪はそんなに降らないんでしょ?

    まぁどんな雪かにもよるけど、かなりの重さでしょうなーw

    家屋の構造計算だと、雪の重量は1㎡/cm=2kgと想定されてて
    この車の屋根の面積を仮に1mx2m=2㎡として、積雪を2mとすると…
    200cmx2kgx2㎡=800kgの重量がかかっていることに(笑

    車ってけっこう丈夫なんだねw

    ちなみに20坪程度の家の屋根がだいたい60㎡で、この屋根に1mの雪が積もると
    屋根全体にかかる重量は4トン近い。
    湿った重い雪ならもっと…雪国は大変なんですよ。

    返信削除
    返信
    1. つい2日前まで朝の気温が16度、日中温度が20度近くもありまして、こんな暑いのに秋だからといってウールの服なんか着られるかい!と思っていましたが、一夜明けたら、ハハハの4度~10度の無事季節温度になりまして、やっと安心の冬時間を迎える事ができました。ハクショ―ン!!
      しかし、粉雪って本当に粉雪なんですねぇ。パリはやっぱりバター雪、おっと違った!べたべたした重い雪なんじゃないかしら?
      去年久しぶりの大雪の日に、降りしきる吹雪のような雪の中、毛皮着た老夫婦が手を取り合って会社近所のパン屋からでたのを見ました。豪華な毛皮を着ているのにお手伝いさんはいないのか?凄ーく滑って危ないのに、それでも食べたいフランスパンだったのか?なにはなくても仏人にはフランスパンなのか?と、ホントは歩く事に集中していないと滑りそうなのに、吹雪の中ヨロヨロして歩くゴージャス老夫婦の後ろ姿につい意識が飛んだせいでスッテンコロリンしてしまいました。
      でも着膨れと、体内脂肪のお蔭で怪我なし。脂肪万歳!と思った日でした。

      削除
  3. まぁ無事でよかったですが、さすがにパリの石畳に頭打ったらかなりゴージャスなことになると思うのでペンギンになった気持ちで慎重にちょこちょこ歩いてください。

    む。なんかすごく似合いそうな気がするのはなぜなんだろう。

    雪国の人は雪道の歩き方慣れてますからさっさか歩きますけど、それでもシーズン当初は歩き方がいまいち思い出せずに転ぶ人を見かけたりw
    コツは足の運び方。足の裏全体をべったりつけてすり足風に歩くこと。
    元気よく足を上げてカッコよく歩くとカッコ悪く転ぶはめになります。

    あれ、痛いよりもなによりも。転んだ瞬間、みんな周囲を見回すのがとってもおかしい(笑
    いや、なんともねぇよ?なにかありましたか?みたいに立ち上がってしばらく歩いてから腰のあたりさすってみたりw

    まぁ他山の石ってこともあるので気をつけよう…

    返信削除