続くよ、と言ってちゃんと続いた試しがない。
もちろん今回も(コラ
フルーツバスケットの草摩一家でふと思い出したことがあって。あ、「草摩」は「そうま」と読みます。
昔々、はるかな昔。まだワタシがハタチなりたてのイケてるお兄ちゃんだったころ。
ガキがクソ生意気にも人生に疑問を感じた!絶望したッ!とか言い出してガッコもやめて。
でも絶望したって何したって生きてる限りは腹が減る。腹が減ったら食わなきゃならないが
働かざるもの食うべからず。食う寝るところに住むところ。川原にテント張って魚釣って生きていけるならそれもまぁ悪くはないけれども、そこまで達観するにはまだ若すぎたので。
「祈るな!祈ればその両手がふさがる!生きたきゃ祈るな!」
こう喝破したのはベルセルクのガッツ大先生。祈ってどうにかなるほどこの世界はチョロくない。
それでも祈らずにはいられない人の弱さと人生の機微はこの際置いといて。
青年は蝕を生き抜くために魔物やらモンスターがひしめき合う荒野へと足を踏み出しました。
そしてその手には、剣と魔法と日刊アルバイトニュースw
相変わらず長い前置きですが。
青年(ワタシです)が糧を得ることにしたK奈川県F沢市の衛生関係の会社には2人の事務員さんがおりました。そうまさんとはやまさん。
どちらも当時のワタシより少し年上のおねえさんで。どちらもかわいらしくて、そして奇妙に感じが似てる2人でした。いま考えると所長の趣味だったのかもしれん(笑
バイトの仕事は契約のあったお宅に社員と一緒に行ってあれやこれややって帰ってくる外仕事で。
営業所にいる彼女らとはあまり接点なかったのですが、 それでも日が経つにつれてだんだん打ち解けていきました。え?ロマンスのかおりがする?まぁ待ちなされお若いの。焦ってはいかん。
若い方は気が早くていけませんよ?のぅ婆さんや(誰だよ
しゃべるときにくちびるの端っこがきゅっと上がる、俗に言う「アヒル口」がかわいいはやまさんと
眼が黒めっぽくて大きくてリスみたいにくりくり動くのがなんだかかわいいそうまさん。
どちらかといえばいいなぁと思って、んで仲良くなったのがはやまさん。アヒル口ばんざーい。
そんなちょっといい感じのリア充バイト生活が爆発もせずにずいぶん経ったころ。
いつもの仕事終わりに社員が「俺、直帰するからこれ営業所に持ってって」と渡された書類。
いいっすよー、と受け取った封筒には「早馬さんへ、日報ですヨロシク」という付箋が張ってあり。
営業所に帰って、なんの疑いもなく、一分の疑念もなく、青年は(ワタシです)そうまさんのところへ行き「そうまさん、これ」と渡したわけです。本日の業務これにて終了。
ところが…
「はやまさーん、 営業日報きたよー」
え?…な…んだと?(゚д゚)!
「え?それ…そうまさんでしょ?」
「違うよー、ちゃんと早馬さんって書いてるでしょー、ってあのバカこんなに溜めて…」
「…そう…はや…あれぇ?…は、やま?はや、ま?」
「そうそう、早い馬ではやまさん、知らなかったの?」ってくりくり目のそうまさん。
知らんかったよ。
そうかそうか、早い馬で「はやま」さんね葉山さんじゃなかったんだ。了解了解。
まぁ、はやまでもそうまでもどっちでもいいじゃんね、ははは。
ところがどっちでもよくないから世の中は困る。
はやまさんは早馬さんでそれは「そうまさん」じゃなくてはやまさん 。
はやまさんは葉山さんじゃなくて早馬さんでそれは「そうまさん」じゃない、わかったか俺。
だからそうまさんは「早馬さん」じゃなくてそれははやまさんなのっ!そうまさんと違うの!
そんなことをずーっと脳内でやっていたら、いつのまにか頭の中にそうまさんスペースがたくさんできてた(笑
ぶっちゃけそうまさんスペースが優勢にw
そう思っちゃったらもうダメですよねー。
Like a Rolling Stone リスみたいなくりくり目ばんざーい( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
このことから我々が導き出すべき教訓は。
好きとかラブとかトキ☆とかメキ☆とか
けっこういい加減なもんだよな(爆
ってことだって貝木泥舟が言ってたよw
まぁそんなすっとこどっこいな昔話なんかしてみたり。
誰にともなく…
中3の時クラス変えで一緒になった飄々とした雰囲気で男子生徒からリュウと呼ばれていたアンリュウ君と言う子を好きになりました。
返信削除丁度坂本龍馬の本を読み、坂本龍馬に惹かれていた私は、勝手にその子の名前のリュウの字は龍だと思って、カッコいいと思った訳です。ところがある時クラス名簿を見ていたら何処にもその子の名前がない!
隣の友人に何気なく「これって全員載っていないねぇ」というと「ちゃんとあるよ」と言う。まだ友人には私のひそかに芽生えた恋心を相談していなかった私は、もう必死になって名簿順に心の中で名前と顔を確認しました。
すると一人あまりました、ずっとアダチ君だと思っていた子がアンリュウ君でした。何だかそれだけで気持ちがしぼみました。
私は勝手に名前に恋していただけだったのね。
ああなんて自分勝手な乙女チックだった私。
男は名前じゃないのにね。それを学習するには幼すぎました。
ははは、龍馬ね…はい、そこ笑わない>誰にともなく。
返信削除恋するココロというのは自分勝手なもんですよ。
誤解と思い込みと、がっぷり四つに組んでうんうん唸るのが恋愛つーもんですわw
なんでこんなことしてんだろう?なんて素に戻ったら負けですな。
一緒に揺れる吊り橋渡るドキドキを別なドキドキ☆に混同する程度のもので
一時でも幸せ感じられたならお得すぎてお釣りが来るってもんですよw
脳医学的には恋愛状態は脳下垂体ホルモンの分泌異常らしいです。
いわばココロの病気のひとつという結論(笑
でもそれで幸せ感じるならいいじゃない。なんの問題もないわけで。
やっぱ愛だよね、愛。
All You Need is LOVE☆
幻想だろうと何だろうとw