2012/08/18

2012年夏。極私的北海道総集編にゅ。

みゆきち派なので。知らない人はスルーでw

とまぁ、そんなこんなで北海道もあとわずか。ハードなスケジュールもほぼ完遂。

萌え、燃え尽きたよ…

真っ白な灰になってよ…

って矢吹ジョーごっこしててもいいんだけど、それもなんだかもったいないので、近所のうまいと評判の蕎麦屋に蕎麦を食いに行ってみた。聞くところによるとオススメはたぬきそばらしい。

たぬきねぇ…?そんなものがオススメ?んー、まぁいいかと注文してみたら。


うにゅ?…天盛りが来たよ?(´・ω・`)

「たぬき注文したんだけど?(´・ω・`)」「はい、コチラたぬきです(`・ω・´)」
    _, ,_
  ( ゚Д゚)

「揚げ玉の代わりに季節の野菜と魚介の天ぷらを付けています(`・ω・´)」



   いいか、みんな…
        (゚д゚ )
        (| y |)


  天ぷらのタネを抜くことを…

     天ダネ ( ゚д゚) 抜き
       \/| y |\/


縮めて「たぬき」と言うんだ。それが揚げ玉だ。

         ( ゚д゚) たぬき
         (\/\/

つまり、ここで我々が突っ込むべき点は…

        (゚д゚ )
        (| y |)

それ、たぬきじゃないから。

日本全国どこの蕎麦屋に行ってもそれはたぬきって呼ばないって断言できるからw
ちなみにお値段は650円。ただの盛りそばが600円。

いや、絶対おかしいだろその価格設定。


なにか根本的なところに事実認識の齟齬を感じますね。
蕎麦屋メニューの絶対的価値観を支えるヒエラルキー構造がガラガラと音を立てて崩れました。
天ぷら最強説とはなんだったのか。

ちなみに「天ざる 900円」というのがありましたが、これで650円なら900円の天ざるの「天」部分は
どれぐらいのものなのか非常に興味がありましたが、さすがに誰も注文してなかったです。

そりゃそうだよなww

次。

 Veni, vidi, vici,来た、見た、勝った刈った

 約束された勝利の芝刈り機(エクスカリバー)。

シュールな光景は割りと身近にある(笑
塗り替え中の棚の存在感が異常w


でも家の裏手の原っぱはこんなもんww
ときどきキツネが来たりキジが散歩してたりします。戦時中、航空服の毛皮用に繁殖したミンクが
野生化してこのあたりには大量にいるらしい。まだ見たことはないが見つけたら許さない、絶対に。

 そして犬とわたくし。老犬なので散歩に行くと途中でヘバるw
 それでも犬としては散歩=生きがいらしく雨の日以外は(雨は嫌いらしいw)散歩に行く権利を
主張してやみません。 次は生きて会えるかな、まぁムリかもなw

次。

茹でて残ったイモでイモ餅を作ってみた。これも北海道ソウルフードのひとつ。

おいしく作るポイントは
1、茹でて冷ました(というか残った)イモを使う。
冷えたイモじゃないと粘りが出なくてまとまらない。逆にポテトサラダは熱々のイモを潰すんだよん
2、冷蔵庫で一晩寝かす。
時間を置くとさらに粘りとしっとり感がまします。時間を置かないと焼いたときににぽろぽろに
崩れてしまいます。でんぷんを添加してもいいんだけどできればオールドスタイルで。
3、焼くときは必ずバターで。
異論は許さない。焼けたバターの香りと醤油ダレの香りのミクスチュアがイモ餅のキモ!

でわこちら、出来上がりをごらんください。


ぞんざいな盛り方にわたくしの性格が垣間見える見事な一品です(笑

タレは醤油:みりん:砂糖1:1:1をさっと煮立ててテリを出したみたらし風。
焼けたイモ餅にからめて出来上がり。

いやうまいんだなこれがww


そして畑寸景。

雑草の中でたくましく育ってる枝豆さんたちと

かぼちゃさん(笑
すごいよかぼちゃさん。雑草をなぎ倒して押さえつける勢いで繁茂して特等地に実をつけてる。
野菜って実はひ弱な植物じゃなくて選別されたエリートだったんだって実感。
やればできる子。

最後に畑を訪れたお客さんたち。

今年最初に見る赤とんぼ。
カメムシだかテントウムシだか知らんけどもしゃもしゃ食ってますね。死ね。
同じくおいしく楽しくお食事中の何かの幼虫さん。木は北海道特産ハスカップの果樹。

 植えた覚えがないのに、いつの間にかキュウリの間にしれっと参加してたアサガオ。
誰だよおまえwwって思わずアサガオにツッコミ入れるわたくし。

久しぶりにパンも焼いてみたり。
うむ、腕は落ちてないな、とひとりごちてみるテスツ。




まぁそんなこんなで楽しく忙しくリア充してたわけですが 。
そろそろしばしお別れの時が来てしまったようです。

But,I shall return



なっ、泣いてなんかいないんだからねっ!

2 件のコメント:

  1. たぬきうどんって、なんで揚げ玉だけなのか分かりませんでしたが、そういう事からだったんですね。
    できれば、後学の為にも天ざるを頼んでいただき、たぬきとの差250円は一体どこにあったのか、お教えいただきたいなあって一瞬思いましたが、教えていただいたとしても、私がそこのお蕎麦屋さんに食べに行く事はこれからもない事に気づきました。わざわざフランスから250円の差を味わいに行くなんて高額の為、やめときます。
    いも餅、実は凄~く関心あったので、教えていただけないかなあと思っていたところなので、レシピ公開していただき嬉しいです。
    有難うございます。

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  2. そうなんですよ。タネ抜き→たぬき。
    長屋の花見っていう噺がありますが、江戸の町人文化ってそういう諧謔っていうのかな、貧しさとかあまり幸せじゃないこともネタにして笑っちゃおうみたいな部分が多くて好きです。

    若い頃は往復600km走ってただコーヒー飲んで帰ってくる、みたいな無駄な遊びを400マイルコーヒーとかキャノンボールコーヒーとか言ってよくやりましたが、日本~パリだと往復12000マイルっすね、ケタが違いますねw
    12000マイルたぬき。カッコいい、カッコよすぎる。まぁ本当にやったらただのアホですがw

    パリでイモ餅ってなんか殴られそうですね、いや誰にともなくw

    でもイモ餅はうまいすよ。イモの品種によって澱粉の量が違うのでレシピは一概には言えないのですが、よく練って一晩寝かせばたいてい大丈夫だと思います。ダメなようなら少し澱粉を加えてやればまとまります。
    かぼちゃでも同じように作れますよ。かぼちゃの場合はかぼちゃ団子って言います。
    ぜひお試しを。




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