2012/01/03

なわばりを行く(北海道 厳冬期編)

久々に登場のなわばりシリーズです。

今回は厳冬の北海道編。

全体的に白い写真が多いのはキニスンナw

まずはお届け、世界の車窓から。チャラッチャチャラ~~♪

北海道は函館本線を函館側から大沼トンネルを抜けるとこの景色が待っています。
手前に見える白いのは氷結した湖です。そして奥に浮かぶのは道南の秀峰駒ケ岳。

きれいでしょ?寒そうでしょ?w
ちなみに夏はこんな感じ。


実はこの函館本線の普通列車に乗るなんてワタシ中学生以来でして。
いやぁしばらく見ないうちにみすぼらしくなっちゃって1両編成のワンマンディーゼルカー
マジかよ、どこのローカル線だよオマエ、なんてツッコミ入れまくりだったんですけど
乗ってみるとなんというかこれがまた(笑

いい感じじゃね?ディスカバー・ジャパンって雰囲気じゃね?(古いよ)
けっこう気に入っちゃいまして。ワタシ乗り鉄じゃないんですけど乗り鉄デビューしようかな、なんてw

で、駅で言うと函館本線 大沼公園駅なわけなんですが、大沼公園といえば近隣で知らぬ者なし!

 沼の家さんの大沼だんご。

これがまたね、うまいんだ。何の変哲もないしょうゆダレとあんこの団子
なんだけどね。あとゴマダレもあって個人的にはそっちがおススメ。

しょうゆはみたらしのタレよりちょっとしょっぱい目で、あんこは漉し餡
であっさり系だけど見た目よりはずっとあんこっぽい味。
赤福みたいだけど赤福の餡は好みからするとあっさりし過ぎでどうも
あんこ食ってる気がしない。
別に沼の家さんの回し者じゃないんだけど機会があったら食べてみて。


ま、そんなこんなで夏は湖のそばだし温泉もあるしいろいろ面白いこともある場所なんだけど
冬はねー、寒いだけでねー雪も多いしねー(笑
散歩しててもこんなんばっかだしねーw

色からして寒いよね(笑
人も車も通らないから常にヴァージンスノー状態で

僕の前に道はない 僕の後に道はできる、ってどこの高村光太郎だよとw

喜んで走り回るのはウチの犬(14歳♀)だけですね、ほんと(笑

でもねー、それをすべてチャラにして余りあるのが…しつこいようだけれども

これなんですよねー。


この景色!

近くの温泉の露天風呂からこの駒ケ岳を眺めて雪見風呂なんかしてますとね。
はぁ~もうどうでもいいやぁ~って気分になれます(笑

今はまだ年に2,3回帰るだけの不在家主状態なのですが、やりたいことはいっぱいです。
ここで死ぬまで遊ぶぞぉ。

6 件のコメント:

  1. こんなんばっかし、キニスンナって、
    こういう情景が好きなんですけど、何か?(笑)
    豆電車のようなローカル線に乗るの、私も大好き。
    nobさんのワンちゃん、飼い主に似て野性味がありますね。
    ジャック⋅ロンドンの野性の呼び声がふと頭をよぎった。
    それにしても本当に神々しい存在感のある山!
    露天風呂からこの眺めを心行くまで堪能できるなんて、うらやましい限りです。
    この至福のひととき、時間が止まってしまいそうですね。
    東京に帰りたくないんじゃない?(笑)

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  2. Ciao nobさん
    チャラッチャチャラ~~♪ なんて
    可愛いねえ...nobさん ははは

    いいな――こういう冷蔵庫の中にはいりこみました―みたいな世界
    ずーっと住むのは、厳しいところもあるのだろうが
    この何もない、どこを見ても真っ白って言う世界は
    ごちゃごちゃとした都会に住む私には、なんか心がす――っと澄んで行くようで、超心地よい

    >赤福好きだけど
    あっさりしててあんこ喰ってる気がしない
    つーのは賛成
    やっぱうちの母が作ったねっとりまったりしたあんこがいいなあ
    人間と同じで、妙にお行儀のよい食ってのも、あんまりなじめないのよね 笑

    nobさん、思い切りはしゃいで 雪かきとか――氷わりとか―― 遊んできてください

    ぁ,これnobさんちの犬?
    狐かと思った...

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  3. mira姉さま。

    行きはよいなり帰りは怖き。
    我がなか怖きの通しかな。

    帰りたくねぇなぁと思うのはいつものことなれど、義理と人情を秤にかけりゃ、義理が重たい男の世界でござんす(笑

    独特なフォルムでしょ、この山。
    意外と小ぶり(標高1200mほど)なんですが、独立峰らしく山裾の広がりがはっきりしてて雄大な感じがします。
    元は富士山型の2000m級のアスピーデ火山だったのが、寛永の大噴火によって上の1/3が吹き飛んでこのような形になったらしいです。
    現在は4期目の活動期にあたるらしく絶賛活動中(笑

    ウチの犬、もう年寄りなんですけどねぇ、全然萎えませんね。主に食欲的なものが。
    犬の14歳は人間で言うと72歳だとか。
    いい加減にしとけよばばぁ。餅食わすぞ?w

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  4. junkoさん

    この犬「北の国から事件」てのがありまして。
    前の家で外に繋いでたら、観光客らしいおじさんがこの犬をじーーっと見てまして。
    何を思ったかいきなり「るーるるるる…」って(笑
    そしたらこの犬「わん!」って吠えた(爆

    鼻水噴いて倒れましたね、ワタシ。

    というくらいキツネっぽい犬。
    いや、正真正銘の犬なんですけどね。

    雪が降るときれいに見えるのはいろんな見苦しいものが隠れちゃうから、てのもあります。
    一種の情報遮断マジックかもよ?w

    人の生業もあんこの味も雑多にゴチャついたほうが味わい深いw
    非日常ならピュアなのもいいですが水清き故に魚棲まずじゃ本末転倒。
    ワタシは人のナマっぽさがむき出しになってる都会のゴチャゴチャもファイトが湧くようで嫌いじゃないですけどね。
    こういう素の環境が好きなのも自分の手でごちゃごちゃにできるのが好きなだけだったりして(笑

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  5. 一両編成のワンマンディーゼルカーがみずぼらしいですとっっっ!!!!
    ワンマン電車は見てよし、乗って楽し。ついでに通学途中の
    成長ホルモンぷんぷんに発している高校生のホルモンのなせる行動なんかを目の当たりに出来た日には・・もう・・。
    これだからやめられませんディーゼルカー。


    それにしても美しい山ですね。やっぱり山河ありですね。
    私は愛国心なんて気持ちの悪いものは持ち合わせませんが
    自分とこの海を何度見ても美しいと感じる、この風景が
    なんとしても好きだというそういう事の方国旗
    がどうとか国歌がどうとか、そういう瑣末な事よりも大切だと思うのですが・・。

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  6. いやー、やはりね。往年の重要幹線、北海道の大動脈だった頃の函館本線を知る身としては1両っきりのワンマン気動車てのは見るに切ないものがありまして。

    でもこのうら寂びれた切なさも脱力しきった佇まいもそれはそれで味わい深いものはありますね。嫌いじゃないです。
    まぁ通学列車に限らず高校生ほどリビドーに従順な生き物はいませんから見物には事欠きませんけど(笑

    愛国心ですか(笑)
    まぁワタシも国家主義者じゃないので国を愛したりする倒錯は持ち合わせてませんが。
    ここで目にする景色は誰かにとって大切なものなんだろうと思ったり、そのへん歩いてる名も知らぬ人も誰かの大事な人だったり誰かを大切に思ったりする人なんだろうと思えば。
    その土地と人と歴史のつながりこそが「国家」というものに集約されるものだということはわかります。

    その集約されたものの象徴として国旗だの国歌だのが存在するのは我々の欲した結果ではなくどっちかいうと為政者の都合で定められたものであるのは明白なんですけども。

    だからそのロジックを逆手にとって国旗、国歌、万系一世を寿ぐことが国=人々と国土と文化、歴史を愛することだと強要することへの違和感と反発はあります。ふざけるんじゃねぇよと。

    ですが、結局どんな枠組みも、それ自体が「そうでないもの」を排除して合理的な運用をするためのシステムである以上、そこに居ることがすなわち合意に基づくものであると言えませんか?
    嫌なら出ていくか、合意を修正するか、枠組みそのものを壊すしかないですよね?

    乱暴ですか?このロジックも(笑

    一方が国家主義的な全体主義的な国益論の主張を明確にしているなら、もう一方、その国旗やら国歌やらを強硬に拒否する人々がそれを通じて何を拒否しているのか?が問題なんだろうと思います。

    そこをつまびらかにしないまま、戦争の記憶がどうの軍靴の音がどうの言ったところで何の解決にもなりゃしないとワタシは思うんですがどうでしょうね?

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