今日はこの話題で社内が熱かったですね(笑
『放射能汚染コンクリ 100社以上に出荷の疑い』
福島県二本松市の新築マンションに放射性物質に汚染されたコンクリートが使われていた問題で
原料になった同じ砕石が、県内の生コン会社2社を通じ、建設会社など100社以上に
コンクリートとして出荷された疑いのあることが、経済産業省の聞き取り調査で分かった。
で、その福島県二本松市のマンションの件というのがこちら。
『新築マンションから放射性物質 コンクリートに混入か』
環境省などによりますと先月27日、マンションに住む生徒が身につけていた積算線量計が
3ヶ月で1・5ミリシーベルトと高い値を示したことから二本松市が周辺の調査を行いました。
その結果マンションの基礎部分のコンクリートから 毎時1・4マイクロシーベルト前後
室内からも1・2マイクロシーベルト前後が確認されたと言うことです。
ということです(笑
去年浪江町が避難区域に指定されてからもずーーーっと採掘を続けていたんですね、この会社。
ということは当然、ここの社員もずーーーっと浪江町に通勤して仕事をしていたわけだ。
「放射能の知識がなく、正直「何で住んじゃいけないの?」という感覚だった」っておまw
しかし、ここで仕事を続ける会社も会社だけど、ここで材料を調達する会社も会社だよね。
「使って被災地を応援しよう」とかは絶対考えてないことだけは確かだけど(笑
まぁ現場では、特に発注元から指定がない限り材料がどこから来てるかなんて誰も気にしないし、
そもそも、そんなトレーサビリティ的なお行儀のよいシステムは存在してませんしw
建築土木資材というのはたいがい野積みで保管されてるのでこの砕石だけが汚染されてたと
いうのは非常に考え難いです。
たまたま福島県で使われたから、たまたま某生徒さんが線量計を持たされてて、それでわかった
という話なので。
そのたまたまがなかった現場では、作業員が無防備に被曝し続けていたということになりますね。
ああ、怖い怖い。
ふと考えてみると。
農畜産物や海産物の放射能汚染だけがクローズアップされてるけれども。
こういう資材関係に留まらず、汚染地域内にあった物品の移動ってのはかなりザルなんですねw
県内から持ち出された中古車から放射性物質が検出されたとかいうニュースも去年あったのに
結局誰もどこも何も手を打ってなかったわけです。指導すらなかったという話ですし。
まぁ言うだけタダなので言いますけど。
浪江町だけじゃなくてね、避難地域に指定されて線量が高い地域。
除洗なんてできるわけないじゃん(笑
時間とお金と労力と作業員の健康のムダですよ。
ヤマトがイスカンダルから持ってきたコスモクリーナーDじゃあるまいし。
掃除機みたいに放射性物質がしゅーーーっと吸えてなくなるとか思ってるんだろうか?
せいぜい道路や下水道を洗浄して終わりでしょ?w
帰れるとか思わないほうがいいと思うなぁ、いやまったく正直なところ。
参考までに。
2011年3月~6月までですが、どれぐらいの放射性物質が累計で降下してるかをまとめたものが
ありますので貼っておきますので見てビビってください(笑
しかし 宮城県(笑
いいなぁ、測定不能って。
「当たらなければどうということはない!」という某ジオン公国軍少佐の名言を髣髴とさせます。
さぁみなさんご一緒に。「わからなければどうということはないっ!」
※追記
いまチェックしなおしたら詳細な続報が出てました。
『マンションで高線量 砕石250社超え出荷』
まぁ…なんていうかね(笑
実にこの業界らしいというかなんというかw
コーポレートガバナンスって何?アカウンタビリティーって食べれるの?それおいしいもの?
ドカタの親父に何言ったってムダだよなぁ、そんなん(笑
んで、これがちょっとじわっとワロタw
「下水汚泥については過去に高い線量が確認されたことから線量の基準が設けられましたが
石や砂利については、砕石の際に水をかけることなどから ある程度除染されるとみられていて
線量の規制の基準はありませんでした。
今回の状況を受け、経済産業省は石と砂利についての基準を設けるかどうか検討に
入るとしています。 」
ねぇねぇ、「砕石の際に水をかけるのである程度除洗されるとみられて…」はいいんだけどさ。
砕石はキレイになったとしてそのかけられた水は放射性物質を洗い流してどこに行くの?w
あ~あ~ 川の流れのよう~に~♪