牛丼屋にて。

えー、やくたいもない話をします。

やくたいもない話は毎度のことなのでいまさらですが、これは自分でもどうなのと思うぐらい益体もない話なので一応心の準備をと（ｦｲ

夜勤明け、コンビニ弁当もアレだし自分で作るのも面倒くさい。ましてや誰かが作ってくれるアテもなし、というときに24ｈ開いててくれる牛丼屋さんというのは実に心の朋よ、というか嬉しいもので。

まぁ嬉しいからといってバイトの兄ちゃんにお礼を言ったりハグして喜びを分かち合う、なんてことはしない。当たり前ですが。
ようするに淡々と喜びをかみしめつつ、淡々と納豆定食やらたまごかけ定食やらを食べて帰るわけなのですが。

しかしこのたまごかけ定食ってすごいですね。何がってこのコスパ、まじパネェっす。
これで200円っすよ、200円。牛皿ひとつ付けても350円。さらにサラダ付けても450円。
しかもご飯大盛り無料。あざーす。これからもよろしくｵﾅｼｬｰｽ

まぁそんなことは割とどうでもいいんですが。（いいのかよ）

この牛丼屋さん、朝からずーーーと同じ曲が何曲かリピートで店内に流れているんですがね。
あの「 好きです、好きでーす、すき家」ってイメージソング？はどうでもいいとして（ごめんよ？）
妙に耳につく…70年代フォーク風の詩を叩きつけるように歌う曲があるんですよね。
それが気になって気になって…で、調べてみました。けっこう苦労しましたｗ



amazarashiというグループの「ナモナキヒト」という曲でした。
好きとか嫌いって話でもないのですが。まぁいい曲じゃね？とは思いますけど。

早朝の客もまばらな牛丼屋でこの曲流すのは正直どうかと思うぞ？

重いっつのｗ
ホラ見ろ、正面に座って牛丼（並）食ってたおっさんが俯いちゃって箸を止めて何事か考えてる。

♪うまく行かないときはなにをやっても駄目で　

駄目だ駄目だと思ってりゃ　うまくいくもんもいかないよな

カーテンの隙間から朝日がせかしやがるんだ　もう出かける時間だよ

しょうがない　出かけるか。

リアルすぎだっつのｗ

つか、この状況そのまますぎだっつのｗ

しかし、午前5時、この時期はもう外は十分明るい朝だとはいえ、人はまばらで街はまだ寝てて。
そんな時間からこんな牛丼屋で朝飯食らってる我々が恵まれている人々か？といえば…（笑

そんな人々に「名前をつけてくれないか　こんな傷だらけの生き方に」っておま。

痛いよー痛いよ、ﾏﾏﾝ　もう勘弁してくださいぃぃぃｗ


でもいい曲だよね。

名も無き君、名も無き僕、何者にもなれない僕たちが　ぼろぼろに疲れ流れ着いた街で

たった今すれ違ったのだ　これを運命（であい）と呼ぶには　つかの間過ぎたのだが

名前をつけてくれないか　こんな傷だらけの　生き方に。

うん、いい曲だ。

でも牛丼屋では聴きたくないと思うな（笑